【読書】孤独への道は愛で敷き詰められている 西村亨 ー 「後悔地獄」から抜け出す己との死闘

誰にでもある“暗い過去や傷”に真正面から向き合い、時にズキリと痛む描写が胸を打つ一冊。

西村亨『孤独への道は愛で敷き詰められている』は、失敗ばかりに囚われながらも生き続ける主人公の姿が切ない。
読者は他人事に感じられない。

読み終えた後、改めて“自分を変える”のではなく“活かす”大切さに気づかされます。

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「編集者に必要な特性とは?」 – 出版社 不合格通知 2011年3月

かつて、編集者という仕事に強く惹かれたことがありました。
本という媒体が持つ不思議な力――人々を感動させ、世界観を変え、時には人生そのものを動かす力――に心を打たれ、そこに関わる役割を担いたいと思っていました。

編集者とはいかなる存在であるべきか。

たどり着いた一つの結論が、「コモンセンス」という概念でした。

(でも結局、採用試験には落ちました・・・😢)

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20年前くらいに書いた「雑誌の未来」について

「ウェブのスピードか、紙のデザインか?」
今から約20年前、雑誌の未来についてこんなエッセイを書きました。「雑誌はウェブ版と紙媒体、それぞれの強みを生かして進化するべきだ」と。

ウェブは即時性とインタラクティブ性を、紙は所有感とデザイン性を追求すれば共存できる、と提案したのですが、今も概ねこの路線で考えています。

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