12,000年前の脳が、なぜ残ったのか

人間の脳は、死後かなり早く腐敗する臓器です。 ところが考古学者はこれまで、世界各地で4,400個を超える保存された人間の脳を確認しています。なかには約12,000年前のものもあります。 さらに奇妙なのは、数百例で、骨以外…

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死後、日記は誰のものになるのか ー ノーベル賞作家、サミュエル・ベケットがナチス政権下で書き記した6冊のノート

『ゴドーを待ちながら』で知られるアイルランドの作家、サミュエル・ベケット。1969年にノーベル文学賞を受賞した、20世紀を代表する作家の一人です。 そのベケットが1936年9月から翌年4月まで、ナチス政権下のドイツを旅し…

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7)3000年前の物語『オデュッセイア』は、本当に「旅の物語」なのか――古典学者が教えてくれた、もう一つの読み方

あなたは、人生で誰かを待ったことがありますか。 一週間や一か月ではありません。いつ帰ってくるのかわからない人を、それでも待ち続ける。その間にも、自分は年を取ります。周囲の人間は変わります。社会も変わっていきます。 それで…

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6)帰る場所は、もう昔のままではない ー なぜ昔も今も未来も、3000年前の物語『オデュッセイア』なのか

二十年ぶりに故郷へ帰った男は、自分の家を前にしても、すぐには名乗りません。 妻は年を重ねています。幼かった息子は、父のいない時間のなかで大人になりました。家には見知らぬ男たちが居座り、かつて彼が治めていた場所は、もう記憶…

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「最後まで観た」は、本当に褒め言葉なのか

ー 『MobLand』を見ながら考えた、偉大な物語の条件 昔からギャングモノが結構好きです。名作も多いですよね。私のnoteの表紙の写真にしてるくらい。 『ゴッドファーザー』なんてポスターのイメージがかっこよすぎて好きに…

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ピエタにお礼を言いに行く

彫刻に、お礼を言いに行きたいと言った友人がいる。 ミケランジェロの《ピエタ》に、だという。最初は、不思議な言い方だと思った。お礼を言いに行く、とはどういうことなのだろう。 話を聞くうちに、それは単なる美術鑑賞ではないのだ…

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