About
Fabio Caipirinha

ブラジルで生まれ、日本、メキシコ、シンガポール、マレーシア、フランス、イギリス、香港で暮らしました。イギリスでは、大学と大学院で保存修復と博物館学を学びました。
その後の約20年は、国際事業、組織変革、コーチング、イノベーションの仕事をしてきました。舞台はアジア、欧州、中東、アフリカ、南北アメリカです。
東京でリーダーシップと組織行動を研究し、教えています。英国オープン・ユニバーシティの大学院では、哲学を学んでいます。
何を書いているのか
私の経歴は、一つの主題にきれいにはまとまりません。それでも、何度も立ち返る問いがあります。
考えが別の言語へ移るとき、何が変わるのか。本社の戦略が現地の組織へ届くとき、何がずれるのか。
リーダーは何を自分で決め、何を委ねるべきなのか。機械が滑らかな答えを出せる時代に、人間に残るものは何か。
その問題は、言葉そのものにも現れます。日本語には「もののあはれ」があり、ポルトガル語には「サウダーデ」があります。英語には、それぞれにぴたりと対応する一語がありません。
説明はできます。でも、説明することと、その言葉をそのまま運ぶことは同じではありません。
思想や価値観、物語や人が境界を越えるとき、何が残り、何が変わり、何が失われるのか。ここにある文章は、すべてこの問いから生まれています。
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