またとても考えさせられる一冊に出会いました。
目標を考えるときに、よく使う KPI、OKR から簡単に。
• KPI:活動や成果を測る「重要指標」(例:売上、継続率、納期遵守率)
• OKR:達成したい**目的(Objective)と、達成度を測る主要な結果(Key Results)をセットで運用する目標管理
KPI/OKRは便利です。
でも、新しいものを生む局面では、目標が逆効果になることがあります。
これが「目標のパラドックス」です。
目標が邪魔になる理由
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目標を決めると、探索が“達成”で止まる
本当の発見は、その先にあることが多いです。 -
指標は人を“賢く”するより、“無難”にする
未達の恐怖が、必要なリスクを奪います。 -
測れるものに引っ張られる
研究なら「論文本数」、仕事なら「短期で出る数字」へ寄ってしまう。
じゃあ、目標は捨てるべき?
結論は「全部捨てる」ではありません。
領域を分けるのが現実的です。
最適化(改善):KPI/OKRが効く
例)コスト削減、納期短縮、品質改善
探索(創造):KPI/OKRが効きにくい
例)研究、新規事業、企画、創作
この見極めが肝心です。何がなんでも目標、ということではなく。
探索をマネジメントする3ルール
1.成果目標より「枠」を決める(期間・予算・禁止事項)
2.評価は“学び”で見る(何を試し、何が分かったか)
3.短期の圧を遮断する(「すぐ儲かる?」の圧で探索が死ぬ)
今日の一言
目標は進む方向をくれる。
でも、見える世界を狭めることがある。
いまの目標は、あなたの探索を前に進めていますか?
それとも止めていますか? ■
参考記事:
目標を捨て去る勇気をもて──不動の成功哲学を揺るがすAI研究者からの提言
https://wired.jp/article/why-greatness-cannot-be-planned-lecture/